できるかな 69 解答

解答:レベル1:A  レベル2:A

解説:
レベル1
まず、「本当は1つだけ」という条件を使います。
もし Cの表示が本当 だとすると、「Aの表示は本当」という意味になります。そうすると Aの表示も本当 になってしまい、本当が2つになります。これは条件に合いません。したがって、Cの表示はうそ です。
Cがうそということは、「Aの表示は本当」ではありません。つまり Aの表示はうそ です。
Aの表示は「この封筒には10000円は入っていない」でした。これがうそなので、Aには10000円が入っています。
ここで本当が1つだけになるように、Bの表示を確認します。
Aが10000円と決まったので、残りは1000円と5000円。Bの表示が本当(B=1000円) だとすると、本当はBだけになり、AとCはうそでそろいます。条件に合います。
逆に、Bの表示がうそ(B≠1000円)だと、A=10000円、B=5000円、C=1000円となり、Aもうそ、Bもうそ、Cもうそで「本当が0個」になってしまいます。条件に合いません。
したがって、本当はBの表示だけ、そして Aには10000円 が入っています。

レベル2
はじめに、Cの表示が本当だと仮定します。するとCには五千円か一万円のどちらかが入っていることになります。残りのAとBはうそなので、Bは「千円か五千円ではない」から一万円、Aは「千円ではない」から五千円となります。そうすると千円が余ってしまい、Cに千円を入れるしかなくなります。しかし、Cは五千円か一万円のはず、という最初の仮定とぶつかります。この仮定は成り立ちません。
次に、Aの表示が本当だと仮定します。Aには千円が入っていることになります。残りのBとCはうそなので、Cは「五千円か一万円ではない」から千円になります。ところが千円札は一枚しかないので、この仮定も成り立ちません。
最後に、Bの表示が本当だと仮定します。Bには千円か五千円のどちらかが入っています。AとCはうそなので、Aは「千円ではない」、Cは「五千円か一万円ではない」から千円になります。千円をCに置いたので、Bは五千円、残りのAが一万円になります。この並びならどこにも矛盾はありません。
以上より、さとしくんはAの封筒を選べば一万円を手にできます。

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